自分の力で未来を変える!自己効力感を高める方法
「自己効力感を高める方法」を学ぶことができる本を紹介したいと思います。
メンタリスト DaiGoさんの「究極のマインドフルネス」という本です。
この本はマインドフルネスな生き方を科学的に紹介しています。
「マインドフルネス」とは「今この瞬間に意識を向ける」ということです。
つまり、過去に起こったことや未来の不安に悩むのではなく、今この瞬間に意識を向けることで自分を変えていこうと著者はいいます。
マインドフルネスな生き方の中でも特に私は「自己効力感」というキーワードに注目しました。
「自己効力感」とは、著者の言葉を借りると「自分の力で未来を変えることができるという感覚」のことです。
自分の力で自分の未来を変えることができるという感覚を身につけることが、自己効力感になるのです。
私自身、会社員として働くのが嫌でしたが、自己効力感が低いため、現状を変えようとはせず、ただ耐え忍ぶ日々でした。
そんな日々の中、この本に出会い、会社員として働いていることに変わりはありませんが、自己効力感を高める方法を学び、本の内容を実践することで、自己効力感が少しずつ高まってきて、ブログに挑戦しようと思えるようになりました。
実際に自己効力感を高める方法を3つ紹介したいと思います。
計画を立てて振り返る
著者によれば、計画を立てて振り返ることが自己効力感を高めることに繋がるとのことです。
考えてみれば、当然かもしれません。計画を立てて、計画通りもしくはそれ以上にできたという結果を振り返ることで確認することができれば、自分の力で未来を変えていけると思えるようになります。つまり自己効力感が高まります。
反対に、計画を立てて、それが達成できなかったとしても、振り返ることで、次はどうすれば計画を達成できるかということを考えることで、やはり、自分の力で未来を変えていけると思えるようになります。つまり自己効力感が高まります。
「今日、自分は何をしたのか」
「何を狙って、どんなことをしたのか」
ということを明確にし、結果的に、それはどれくらいよくて、どれくらい悪かったのか、さらに、つぎはどういう工夫をすればいいのか、「一人の時間」をつくり、自分の頭でふりかえって効力を確認していくことが非常に大事なのです。
失敗のしようがないやり方で戦う
自己効力感を高めるには、根拠のない自信を根拠のある自信に変えることが大事だとも著者はいいます。
しかし、根拠のない自信をもつことは私も含めて難しい人も多いように思います。
そこで、「失敗のしようがないやり方で戦う」ということも勧めています。
「失敗のしようがないやり方で戦う」ということは、つまりは元手がゼロのことに挑戦するということです。
お金をかけていると失敗するのは怖いと思うかもしれません。しかし、コストがゼロのことに挑戦するということは、失敗しても失うものは自分のプライド以外にはありません。すると、挑戦するハードルが下がり、挑戦する回数が増えていき、目標が達成できる回数も増えていくことで、根拠のある自信を作ることができます。
成功するための方法は、「とりあえず根拠のない自信をもって戦う」か、「失敗のしようがないやり方で戦う」、つまりリスクがなく、コストもかからず、小さく始めて大きく育てる戦い方をするかのどちらかです。
ストレスをアドレナリンに変えて挑戦を増やす
自己効力感を高めるには、根拠のない自信を持つか、「自分の力で未来を変えることができた」という経験が必要となります。
「自分の力で未来を変えることができた」という経験を得るには、挑戦し、振り返って変化を実感していくというサイクルを回していくことが重要だと著者はいいます。
このため、挑戦を増やしていくことによって、更に自己効力感を高めていくことができます。
挑戦を増やす方法として、ストレスを受けた時に「ストレスを力に変える」ことを意識することで、ストレスをアドレナリンに変えて、やる気を生み出し、挑戦を増やすことができます。
ストレスをアドレナリンに変えて挑戦を増やしていくことによって、つねに自分は変化し、前に進んでいるという感覚を得ることが重要なのです。
「ストレスを力に変える」詳しい方法は、ケリー・マクゴニガルさんの「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」が参考になります。
計画を立て、挑戦し、振り返る
究極のマインドフルネスを読んで私が実践したことは、
- 挑戦することを計画を立てる
- コストゼロのことに挑戦する
- ストレスを力に変えて挑戦を増やす
- 挑戦したことを振り返る
の4つです。
本を1冊読んだだけで、挑戦することができ、自己効力感が高まっていることを感じています。
ぜひ、騙されたと思って読んでみてください。
特に、今まで自信がなくて何事にも挑戦できていなかった人は必見です。
長くなりましたが、参考になれば幸いです。